大学、高校進学などで、4月から親元を離れて一人暮らしをする方も多いと思います。新入学生の方は新しい場所での生活になるので不安も多いことでしょう。少しでも楽しくエンジョイできる生活を送りたい。勉強に専念できる環境に暮らしたい。誰もがそんな理想の生活を夢見ています。そんな理想を叶えるために一番大切なのが住環境です。住宅が生活の基盤となりますので、お部屋探しが今後の学生生活を左右すると言っても過言ではありません。そんなお部屋探しに関して、新入学生の方は、いつから部屋探しを始めればいいのでしょうか。
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部屋探しの時期はいつから始めっているのか
結論から申し上げると、正月明けの1月4日ぐらいから始まっています。そんなに早くから！と驚かれる方もいるかと思います。まだ受験も始まっていないのに、そんな疑問をお持ちの方もいると思いますが、正月明けから学生向けの部屋探しはスタートしています。
大学周辺には学生を対象とした賃貸物件が多く存在します。その物件には、今年が卒業の方もたくさん住んでいます。その卒業する方の退去連絡は、前年の12月位から不動産業者に入っています。大家さんとしては、何とかして、卒業によって空いてしまう部屋を新入生の方に借りていただきたいと色々なことを考えます。その一つが、
「今年卒業見込みの方で、3月中旬までに引っ越しされる方は1月までに退去連絡をください。その方には2月分と3月分の賃料を免除します。」
このような案内を入居者の方に配布しています。大家さんも必死です。学生の方を対象とした物件のため、3月末までに入居が決まらなかったら1年間空室になってしまいます。収入には大打撃です。そんな状況を打破するために色々と大家さんも方策を練っています。また、契約時に特約事項として、
卒業する年度の１月までに退去連絡をする場合に限り、2月分、３月分の賃料を免除する
こんな特約事項を契約書に盛り込んでいる大家さんもいます。先ほどの内容と考え方は同じです。
このように、大家さんは入居促進の為に、あらゆる手を打っています。
部屋探しのライバルは
新年が始まると、学生を対象とした物件では一斉に入退去の体制に入ります。その流れに乗り遅れないためにも学生物件を対象とする部屋探しのライバル達をご紹介しましょう。
推薦入学、AO入学
推薦入学やAO入学の方は、早い段階で進学先が決まります。その為、かなり早い時期から部屋探しを始めています。一般入試の方より、有利に物件を選ぶことができます。
既に入学している先輩学生
既に入学している学生の方のでも転居を考えている学生がいます。転居の理由は様々です。もっと広い部屋を借りたい。友達と共同で暮らすことになった。現在の住環境が悪い。この方々もこの時期に掘り出し物件が出てくることを知っています。
キャンパス移転
キャンパスとは大学の敷地の事で、離れた場所に複数の敷地（キャンパス）を有する大学も少なくありません。学部のキャンパスが別のキャンパスに移動することになり、住んでいる場所から遠くなった場合等は、キャンパス近くの物件に引っ越した方が利便性が良い場合があります。そんな学生の方も物件を探しています。
他の受験生のご両親
我が子が受験に専念できるように両親がお部屋を探すケースも少なくありません。この方達も早い段階でお部屋を探します。受験が始まる前から物件を契約する方もいます。
早く部屋探しをしないとダメなの？
部屋探しを早く始めなきゃいけないのは分かるけど、まだ受験前だし、勉強に専念したい！。今は受験の事で頭がいっぱい！。部屋探しよりも、まずは目の前の受験に全力を注ぎたい気持ちは痛いほど分かります。そんな気持ちを抑えてまで部屋探しをしなければならないのでしょうか。安心して下さい。急がなくても、お部屋探しは出来ます。合格発表後でも、部屋探しは間に合います。その根拠は近いうちにお話ししたいと思います。1月は勉強に専念すべきだと思います。急がば回れですね。
