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賃貸物件から退去する際に、光インターネットの回線をしなければならない場合があります。
その際にはどのような手続きが必要になるかお話したいともいます。

光回線の撤去 どこに依頼するのか

光インターネット回線の撤去は契約している回線事業者に依頼します。
NTTなど、契約している回線事業者に連絡して引越しに伴う回線の撤去であることを伝えます。
回線の撤去には契約者の立会が必要となります。

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回線事業者への連絡は早めに行う

光インターネットの撤去の連絡は早めに行うようにしましょう。回線の撤去などは常に混み合っているため、早めに連絡をしないと回線の撤去が引越に間に合わない場合があります。回線の撤去には契約者の立会が必要となりますが、引越までに間に合わないと立ち会いすることができなくなります。なので、引っ越しが決まったら早めに回線事業者に光インターベットの撤去を伝えるようにしましょう。

どのような設備を撤去するのか

光インターネット回線の撤去をする際、どのような設備を撤去するのでしょうか。

モデム、ルーター

光回線用のモデム、ルーターなどを撤去する必要があります。撤去日に回線事業者に返却したり、次の入居者先でもそのまま使用して欲しいと依頼される場合があります。

回線差込口

モデムやルーターなどに差し込むケーブルを差し込む専用のジャックを壁に取り付ける場合があります。その壁のジャックを退去時に取り外す場合もあります。

光配線

室内まで引きこまれている光ケーブルを撤去する場合もあります。室内だけでなく、建物外壁に通してある光ケーブルも撤去する場合もあります。

引き込み金具

近くの電柱から建物まで光ケーブルを引き込むために建物外壁に「引き込み金具」を設置している場合があります。その引き込み金具も撤去する場合があります。

退去までに回線撤去が間に合わなかったら

回線事業者への連絡を忘れていたり、回線事業者の繁忙期で退去日までに回線撤去が間に合わない場合はどのように対応したら良いのでしょうか。その際は、賃貸物件を管理している大家さんや管理会社に代理で立会をお願いしてみましょう。

代理立会が出来る場合

大家さんや管理会社が代理での立会を了承してもらった場合は、光インターネットの会社に連絡し、大家さんや管理会社が代理で立会をすることとなった事を伝え、立会日などの段取りを行うようにしましょう。光インターネットの会社と代理人とで直接連絡してもらう方法でも良いですし、退去者を通じて撤去日時の連絡をするでも良いです。但し、代理で立ち会う場合には管理会社で立会を行う場合は「立会手数料」をとられる場合があります。本来は退去者が立会しなければならない所を、時間を使って立会するので請求される場合もあります。

代理立会は出来ないと断られた場合

光インターネットは大家さんや管理会社にとっては「管理対象外」となるため、代理での立会は出来ないと回答される場合があります。その際は、退去者が立会を行わなければなりません。鍵を引き渡した後だと、鍵を借りて立会を行わなければならない場合もあります。また、回線撤去が完了するまでの日数分の日割賃料を請求される場合もあります。

全ての責任は退去者に及ぶ

光回線撤去が間に合わず、大家さんや管理会社が代理で行う場合や、本人が鍵を借りて行う場合において、何らかのトラブルが発生した場合は退去者に責任が及びます。回線撤去時に回線業者が建物の外壁、壁紙(クロス)を傷つけてしまった場合などは退去者の責任となります。また、次の入居が既に決まっており、回線撤去が入居日までに間に合わなかった場合で、次の入居者が回線の引き込みが出来ない場合なども退去者の責任となります。光回線は基本的には「管理対象外」です。引き込みを依頼した方に責任が及びます。「回線事業者が起こしたトラブルだから私は知らない。回線事業者と話をしてほしい」では済まされないのです。回線事業者に依頼したのは退去者のため、退去者に責任が及びます。

まとめ

光インターネットの撤去のトラブルは意外と多いです。光インターネットは生活インフラになっていますので、引越ギリギリまで使用したいと考える方が多く、その為、回線撤去の連絡が遅くなったり、忘れてしまったりする方がいます。回線撤去の連絡は、早く行うことが鉄則です。後々にトラブルにならないためにも早めに撤去の連絡をするようにしましょう。