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いびきが煩くて我慢できない。
賃貸物件では、よくある話です。
騒音に関するトラブルの中でも、一番厄介です。
隣のいびきがうるさい。上階のいびきがうるさい。
睡眠の妨げになるだけでなく、勉強の邪魔になったり、音楽を聞くときの妨げになったり。
とにかく何とかしてほしい。
どのようにしたら良いか分からない方も多いと思います。
結論を申し上げると、根本的な対策はないのが現状です。
でも、いびきがうるさいからといって退去することも出来ないし、何か取れる対策はないのか。
その辺りに関して、お話したいと思います。

目次

不動産業者、管理会社に連絡する。

建物を管理している管理会社や不動産業者に連絡してみましょう。
そのような入居者からの要望が不動産業者や管理会社には頻繁に入ってきます。
どこから連絡があったのか匿名でお願いしますと言えば、匿名の連絡として対応してくれます。
そして、イビキをかいている入居者に対して注意をしてくれます。
しかし、イビキは睡眠中に無意識で発している音なので、いびきを発している本人も、どのように対策をしてよいかわからないのが現状です。テレビの音の問題や、歩いている足音の問題などは、意識して行っている行動なので、対策をしやすいのですが。
これがいびき問題の難しいところです。
不動産業者や管理会社としては、「壁から離れた場所で寝てほしい」とか、「寝室を変えてほしい」などを伝えるぐらいしか出来ず、あくまで、「お願い」という形でしか、いびきをかいている方にお話できません。

いびきが何故聞こえるのか

いびきが伝わる原因としては「いびきの音量」と「建物の構造」に起因していると思われます。

いびきの音量

いびきの音量がとても大きい場合は隣や上下階に伝わる可能性があります。
本人に現状を伝え、専門の機関に診てもらうよう、促し、いびきを改善してもらしかありません。

建物の構造

賃貸物件では、隣同士の壁や上下階の床、天井などで、防音対策を取られている物件は少ないです。
薄い壁で建築費を抑えて施工されている場合が多いので、どうしても一般住宅よりは音が伝わりやすく出来ています。
構造上、どしても音が伝わりやすいため、普通の音量のいびきでも伝わる場合があります。

自分自身で対策する

いびきを発している本人が対策することが一番良いことなのですが、中々対策してくれません。
そこで、自分自身で対策することも考えたほうが良いと思います。

耳栓を装着する

睡眠に入る前や、集中したい時など、いびきの音に邪魔されたくない場合は、耳栓をすることをオススメします。
私の場合で恐縮ですが、夜分に自宅で仕事をすることが多いのですが、家内の寝言や歯ぎしりがうるさいため、耳栓をしております。
最近の耳栓はとても高性能で、音が完全にシャットダウンされます。
とても集中できます。集中しすぎてそのまま寝てしまうこともあります。

寝室を変えてみる

いびきの聞こえない部屋に寝室を変えてみることも一つの手段だと思います。
部屋を変えるだけで聞こえなくなることもあります。

室内のレイアウトを変えてみる

いびきが聞こえてくる壁にタンスを配置するだけで、聞こえてくる音量が変わります。
いままで耐えれなかった音量が、我慢できるレベルまで下がる可能性もあります。

まとめ

いびきに関しては騒音問題の中でも特に解決が難しいトラブルです。
本人の体調に起因する場合が多く、本人に連絡しても直ぐに改善されることはありません。
自分自身でも出来る対策を行うことも必要かもしれません。