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白髪染めを使ったり、髪色を変えるためにカラーリングを行ったり、その際にお風呂で髪染めをすることが多いと思います。
しかし、毛染めを使用した後のお風呂を見ると、床や壁に髪染めが飛び散って染みになってしまうことがあります。
浴室に付着した染み汚れはどうしたらよいのでしょうか、予防と対策についてお話ししたいと思います。

目次

お風呂で髪を染めない。

一番の予防は浴室では髪の毛を染めないことです。
お風呂の床や壁に付着した毛染め液は直ぐには表面にあらわれることが少なく、時間が経過して表面にシミとなって表れる場合が多いです。シミとして表れてしまったら、ほとんどの場合が手遅れで、染み汚れを落とすことは大変困難です。不可能とまでは言いませんが綺麗に汚れを落とすことは難しいです。
従い、お風呂では髪染めを行わないことが一番予防となります。
ホテルなどでは「髪染め禁止」となっている場合が多く、これも髪染め液による染み汚れの防止のためと思います。

浴室の髪染め染みの除去は難しい。

浴室に付着してしまった染み汚れを除去する方法はありますが、慣れない作業となるため、浴室を変色させてしまったり、傷つけてしまう可能性があります。退去の際に正直に管理会社や大家さんに説明し、管理会社や大家さんの業者に任せる方が良いと思います。
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業者の対応方法

管理会社や大家さんの業者で実施する場合、特殊な洗剤を使用してシミの除去を行います。これを「特殊清掃」と呼んでいます。特殊清掃自体は2万円ぐらいの費用となります。それでも除去が難しい場合は、浴室の塗装を行います。塗装はとても高額で10万円ぐらいはします。浴室は普通に塗装することができないため、特殊塗料を使用します。これが割高なのです。

お風呂で髪をどうしても染めたい。

何らかの事情で、どうしても自宅で髪の毛を染めたい場合は、即効性のある髪染めは絶対に使用しないようにしましょう。即効性のない髪染めを含むリンス等を使用するようにしましょう。リンスタイプは繰り返し使い、徐々に髪を染めるので、浴室にシミが付きにくいです。但し、絶対にシミが付かないわけではないため、注意が必要です。

まとめ

浴室の髪染め液による汚れは入居者の「故意・過失」に該当します。従い、汚れ落としの費用負担は入居者となります。汚れ落としの費用は高額になるため、浴室での髪染めは行わないほうが無難です。理髪店などで髪を染める方が綺麗に染まります。お風呂の補修費用を考えても、お店で染めたほうが結果的には安上がりになります。