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新たに賃貸物件を契約した際に、家具などを購入することがあります。
部屋の大きさに合わせてベッドや洋服ダンスを新たに購入することもあります。
購入する時は、部屋の大きさに合わせて家具を購入すると間違いはありません。
でも、契約書に記載されている入居日は先なので、部屋に入れない。
契約書に記載されている入居日より前に、部屋の大きさを実際に測りたい。
そのように考える方もいると思います。
そんな時の対応方法をご紹介します。

目次

不動産業者に鍵を借りる

不動産業者に事情を説明して鍵を借りましょう。
家具などを購入したいので鍵を借りたいと問い合わせると、意外と鍵を貸してくれます。
但し、契約書に記載されている入居日前の為、室内では慎重に行動しなければなりません。
壁紙を傷つけたり、床材を傷つけてはダメです。
室内を傷つけないように各部屋の寸法を測りましょう。
測り終わったら、必ず、窓などは施錠しましょう。

自分で測りに行けない

遠方のため測りに行けなかったり、忙しくて測りに行けない方もいると思います。
そんな時はどうすればよいか紹介したいと思います。

不動産業者は測ってくれるのか

不動産業者に「室内の寸法を測って欲しい」と依頼される方もいますが、不動産業者は測ってくれません。
測ってくれる不動産業者もあるかもしれませんが、ほとんど測ってくれません。
それは、測った寸法を元に新規の入居者は家具や、家電を購入するのですが、その時に
「室内に入らない!」となることが考えられるからです。
その時に、「不動産業者の測った寸法が間違っていたんだ!」となると、不動産業者は親切心で測ったのにトラブルを引き起こすことになってしまいます。
それならば、初めから測れないから自分で測ってくださいと言ったほうが良いと思うのです。
従い、不動産業者は、ほとんど測ってくれません。

間取り図を元に寸法を割り出す

契約時などに室内の間取り図を渡されていると思います。
その間取り図を元に、おおよその寸法を割り出す事ができます。
間取り図の縮尺を不動産業者に確認します。
縮尺とは1/10だと10mが1mで記載されています。この縮尺を元に、間取り図の寸法を定規などで測り、その寸法を縮尺倍率で掛けたものが実際に寸法に近い値となります。
間取り図には壁なども記載されていますが、壁の厚みは間取り図を作成したソフトによって変わってきますので、導き出された寸法も概算の寸法になります。
従い、概算の寸法より、若干小さい寸法で家具などを購入すると、「入らない!」なんてことは少なくなります。

まとめ

室内の寸法は実際に部屋に入って採寸するのが間違いありません。
入居前に部屋に入れない場合は、入居してから家具、家電などを揃えることが良いと思います。
以外に「洗濯機が入らない」、「ベッドが入らない」などの事例が多いため、大型の家具、家電などは特に入居後に購入することが良いと思います。
既に持っている家具等の場合は、その家具の寸法を測ってから、契約する事が懸命であるとお思います。