f:id:shoui-yokaku:20170630132614j:plain
家に入ろうと思ったら鍵がない。
カバンの中、ポケットの中を探しても見つからない。
どこかで鍵を落としたのか、忘れてきたのか、それともインロックしたのか。
どちらにしても家に入ることが出来ない。
賃貸のアパート、マンションを管理している立場からすると、鍵を紛失してしまったり、どこかに忘れる方が多いことに驚きます。
鍵が無い場合に、どのように行動すればよいかご紹介いたします。

急いで鍵が必要な方は こちらへ

目次

合鍵は誰が持っているのか

合鍵は大家さんか、建物を管理している管理会社が持っています。
但し、最近では、大家さんや管理会社でも合鍵を所有していない場合が見受けられます。
理由は鍵の管理は意外と大変だからです。
合鍵も含め、全ての鍵を入居者に渡してしまっており、大家さんや管理会社は鍵を保管していない場合もありますので注意が必要です。

不動産業者、管理会社に連絡する

賃貸物件を契約した不動産業者、又は、建物を管理する管理会社に連絡するようにしましょう。
不動産業者は合鍵を持っていませんが、大家さんに連絡し、大家さんの持っている合鍵で対応してくれるかもしれません。
但し、直接大家さんに連絡するよう言われる場合もあります。
大家さんが建物の近くに住んでいた場合は比較的、すぐに駆けつけてくれて、鍵を開けてくれますが、遠方に住んでいる場合などは来てくれない場合もあります。
管理会社は建物の合鍵を所有している場合が多いです。建物に緊急事態が発生した場合に備え、合鍵を所持しているのです。
管理会社が鍵を所有していれば、管理会社まで取りに来るように言われます。管理会社が遠い場合であっても取りに行くようにしましょう。
管理会社で鍵を借りる場合は運転免許証など、身分証明書を提出するよう言われる場合が多いので、忘れずに持っていきましょう。
管理会社で鍵を借りた場合は、次の日には返却するようにしましょう。
どうしても管理会社に行けない場合は、出向いてくれる場合もありますが、直ぐに駆けつけることは難しいと思います。管理会社は大変忙しいため、それらの業務が完了してからとなるため、しばらく待たされると思います。出張料等も支払いを求められることも多いため、連絡した際は、その辺りの確認も必要です。
出張料を払うのだから大至急来い!という方もいますが、それは無理です。管理会社が遠方にあったり、他に緊急を要する業務がある場合はそちらが優先されます。なぜなら、入居者の過失によるものだからです。

管理会社が休みの場合は こちらへ

家族や同居人が鍵を失くした場合(契約者以外)

契約者以外の家族や、同居人が鍵を失くしてしまい部屋に入れない場合もあります。
大家さんや管理会社に連絡したらこのように言われるとおもいます。
「ご契約者に連絡し、家に入れないから早く帰ってくように伝えてください」
契約者は鍵を所有しているわけなので、その方に早く帰ってきてもらって鍵を開けてもらうのが一番の方法です。
鍵を持っている人の帰りが遅いから、大家さんや管理会社に来てもらって鍵を開けて欲しいと思うかもしれませんが、契約者以外の方の立会で鍵を開けることは難しいのです。管理会社の場合は、契約者から開けて欲しいと連絡があり、契約書などで契約者の本人確認も出来た上で、且つ、どうしようもない理由があった場合だけ、管理会社が駆けつけて鍵を開けてくれる場合があります。
同居人にはどうして厳しかというと、同居人を装った良くないことを考えている人の場合もあるからです。
同居人が鍵を失くして入れない場合は、鍵を持っている人が仕事中でも駆けつけて鍵を開けるようにしましょう。

夜間の場合

夜間で大家さんも管理会社も連絡できない場合は24時間やっている鍵屋さんに連絡しましょう。
大家さんは寝ている場合が多いので、電話に出ないかもしれません。
管理会社も夜間は水漏れなどの緊急時にしか出動しない体制となっている場合が多く、夜間窓口は合鍵を持っていない場合が多いため、駆けつけてくれることは少ないと思います。
そんな時は24時間開いている鍵屋さんに連絡し、鍵を解錠してもらいましょう。

鍵を失くした場合の注意事項

鍵を紛失してしまった場合は、防犯上も良くないので、直ぐに新しい鍵に取り替えるようにしましょう。管理会社が取り換えてくれることも場合も多いため、確認してみましょう。鍵交換は意外と高額なので、金額も必ず確認しましょう。

まとめ

鍵の紛失や忘れは大変多いです。
鍵を紛失してしまうと感情的になり、管理会社や不動産業者にその感情をぶつける方がいますが、冷静になって対応しましょう。
すぐにでも部屋に入りたい気持ちはわかりますが、落ち着いて行動するようにしましょう。