f:id:shoui-yokaku:20170630132618j:plain
最近、無料インターネットを売り文句にしている賃貸物件が多いように感じます。
物件案内を見ても無料インターネットが多数あります。
無料インターネットのメリット、デメリットをご紹介したいと思います。

目次

誰がインターネット料金を払っているの

大家さんが料金を払っています。
無料と言っても、インターネット会社には料金を誰かが支払わなければなりません。
その料金を大家さんが支払っているケースがほとんどです。
最近は空室も多くなってきたため、他の物件より少しでも付加価値を付けて入居者を確保するよう大家さんも経営努力をしています。
その一つが無料のインターネットです。
光インターネットをはじめとする通信費用は意外と高額になる為、その費用負担を少しでも軽減できることを特徴としているのです。
新築物件の場合は計画段階から無料のネット環境導入を念頭に置いているため、共益費などに無料インターネット料金も上乗せして賃料設定をしている物件もありますので、無料と言っても実際には入居者の方が支払っている場合もあります。
既存の物件で後から無料のネット環境を構築した場合は、共益費を上げることが難しい為、大家さんが全額自己負担している場合が多いです。

無料インターネットの種類

無料のネット回線にも物件によって様々な種類があります。
光回線であったり、ケーブルテレビ回線を使用していたり。
回線の速度も物件によって様々です。
物件によっては有線接続もあればWiFi対応もあります。
契約する賃貸物件がどのような回線、速度であるか、確認するようにしましょう。

メリット

何といっても無料な事です。
タダより高いことは無いと言いますが、タダなのは嬉しいことです。
何時間使っても当然ながら無料です。

デメリット

無料ネット環境でのデメリットは元々契約していた回線が使用できない場合が多いということです。
例えば、プロバイダ経由で光インターネットを使用していて、メールなどもプロバイダのアプリなどを使用していた場合は、継続して使用できない場合があります。
また、回線の速度が遅いケースもあります。光インターネットは日進月歩で回線速度が速くなっています。無料の場合は、今は早い回線でも、その後に、さらに早い回線方式が登場しても、直ぐに対応できない場合が考えられます。
回線速度などに不満があり、入居者が別途回線を引き込もうとしても引き込めない場合もあります。
どの様なデメリットが考えられるか検討する必要があります。

まとめ

何といっても無料は魅力的です。
動画をアップロードするなど特別な使用をしない限り、普通に使うには十分な性能を有しています。
但し、ネット環境は日増しに進化していますので、自身の用途にあったネット環境を導入している賃貸アパート、マンションを選ぶようにしましょう。